pp701 チェア、
Gervasoni(ジェルバゾーニ)
Brick36(ブリック36) テーブル
昨年、2023年10月五反田・東京デザインセンターにあります弊社プレゼンテーション・プレイスにお問合せがあり、お住まいのリフォームに伴いテーブルと椅子の購入についてご相談を承りました。
椅子はピンポイントで、デンマークのPP Møbler(ピーピーモブラー)のpp701で決定されました。pp701の背もたれに刻まれたウォールナットの十字の象嵌細工が特にお気に入りでした。pp701の仕様は、アームがアッシュ材ソープ、座面はスウェーデンELMO Leatherの黒革、フレームはクローム仕上げとなりました。この商品は代理店で国内在庫があり、ご注文後1週間でお届けする事が出来ました。
11月の半ば、お客様からのご案内で日本橋三越創業350周年事業の一環として開催された「千住博展」にお客様が制作された額装もあり、見学に参りました。そこには千住さんの見事な絵とそれを囲む額装も素敵で、本来ならここにその写真を掲載したいところですが、その絵は既に購入され人のものとなりましたので、残念ですが控えさせて頂きました。
一方、テーブルの選択では都心の制限された居住スペースの可動域を広く活用する為、ラウンド(円形)を好まれ、その候補としてまったく趣きの異なる製品ですが、イタリアGervasoni(ジェルバゾーニ)のBrick36(ブリック36)と、Porada(ポラダ)のInfinity(インフィニティ)を検討されました。共に120cm直径の天板ですが、Brick36(ブリック36)は4mm厚の鉄板、Infinity(インフィニティ)は12mm厚の強化ガラスで、共に類を見ない個性的なデザインの"Made in Italy"です。
結果、椅子pp701のアッシュ材とのバランスや色合いから、ナチュラルな素材感のあるシデの一本脚のGervasoni(ジェルバゾーニ)のBrick36(ブリック36)に決定となりました。Brick36(ブリック36)は天板51kg・脚部83kg、計134kgで、2階への階段での搬入には、3名でも背負子など通常では使用しない道具を活用する程の重さでした。
画像①
PP Møbler pp701チェア
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お客様が制作された額装も展示されていた「千住博展」の様子
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Gervasoni Brick36テーブルの輸送用木枠梱包
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乾燥し切ったBrick36用シデの1本脚
画像⑤、⑥
仮置きのBrick36テーブルとpp701チェア
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天板と脚部の間には留め金具としての四角のプレートを設置。
(納品 : 2024年4月17日)