“Art de Vivre TOKYO 2022” – フレンチライフスタイル展
2022
6/23
“Art de Vivre” key visual
“Art de Vivre” key visual
“Art de Vivre TOKYO 2022” – フレンチライフスタイル展
フランス大使館の貿易投資庁-ビジネスフランスにより、Art de Vivre TOKYO 2022展(フレンチライフスタイル展)が6月16日~17日に開催されました。東京デザインセンターからのお知らせを受け、弊社イル デザインも開催地であるフランス大使公邸を訪れ、庭園を臨む開かれた空間と出展17ブランドが体現してくれたフランス流”Art de Vivre”(生活美学)を堪能して参りました。その時の模様をご紹介致します。
“Art de Vivre TOKYO 2022”
– フレンチライフスタイル展
フランス大使館の貿易投資庁-ビジネスフランスにより、Art de Vivre TOKYO 2022展(フレンチライフスタイル展)が6月16日~17日に開催されました。東京デザインセンターからのお知らせを受け、弊社イル デザインも開催地であるフランス大使公邸を訪れ、庭園を臨む開かれた空間と出展17ブランドが体現してくれたフランス流”Art de Vivre”(生活美学)を堪能して参りました。その時の模様をご紹介致します。
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“Porte-fenetre, dialogue, art de vivre”
今回の展示会はフランス大使公邸という開かれた環境が体現する「暮らしの美学」によって、人と人、人と自然とが「対話」をする為の環境づくりや、世界へ心の窓を開くための新たな視点を見せたいという思いで作り上げられたそうです。エントランスのキーヴィジュアルにも光と緑が溢れており、会場に入ってすぐ目に飛び込んでくるligne roset(リーン・ロゼ)の美しい曲線のソファ達の後ろには窓の外で広がる緑が輝いていました。
“Porte-fenetre, dialogue, art de vivre”
今回の展示会はフランス大使公邸という開かれた環境が体現する「暮らしの美学」によって、人と人、人と自然とが「対話」をする為の環境づくりや、世界へ心の窓を開くための新たな視点を見せたいという思いで作り上げられたそうです。エントランスのキーヴィジュアルにも光と緑が溢れており、会場に入ってすぐ目に飛び込んでくるligne roset(リーン・ロゼ)の美しい曲線のソファ達の後ろには窓の外で広がる緑が輝いていました。
“Fermob” garden furniture
“Fermob” garden furniture
その庭園に沿ったテラスではマットでお洒落なカラーが緑に映える、Fermob(フェルモブ)のガーデンファニチャーが並んでいました。コロナ禍に作成したという屋外用パーテーションが目を惹きます(オレンジのアウトドアテーブルの左側に見える、木の形のもの)。角がとれた柔らかな形で、切迫した状況を和らげる雰囲気がありました。また、時を同じくして作られたという消毒液のディスペンサーも、家具と色を合わせて作ったとのこと。6色くらい展開があるそうです。色温度をいくつも切り替えられる3つの大きさの充電可能なポータブルランプも出品されていました。
その庭園に沿ったテラスではマットでお洒落なカラーが緑に映える、Fermob(フェルモブ)のガーデンファニチャーが並んでいました。コロナ禍に作成したという屋外用パーテーションが目を惹きます(オレンジのアウトドアテーブルの左側に見える、木の形のもの)。角がとれた柔らかな形で、切迫した状況を和らげる雰囲気がありました。また、時を同じくして作られたという消毒液のディスペンサーも、家具と色を合わせて作ったとのこと。6色くらい展開があるそうです。色温度をいくつも切り替えられる3つの大きさの充電可能なポータブルランプも出品されていました。
“RAYNAUD” & “ERCUIS” tableware
“ROBERT FOUR” rugs, tapestries
“RAYNAUD” & “ERCUIS” tableware
“ROBERT FOUR” rugs, tapestries
“Sammode Studio” table lamp
“Sammode Studio” table lamp
“レイノー”&”エルキューイ”のテーブルウェアは何と言っても色彩の美しさが目を惹きます。伝統的な魅力とモダンな新鮮さが共存していました。壁にディスプレイされているお皿は新作だそうです。オービュッソン織という500年の伝統ある技術を受け継いでいるという”ロベール・フール”のラグを実際に触らせてもらい、その密度と柔らかさ、まさに芸術品という仕上がりに感動しました。現在、宮崎駿監督の作品をその芸術性そのままにタペストリーにするプロジェクトが動いているそうです!
大使公邸の空間にさりげなく、上質で爽やか且つ優雅な香りを提供していたのは”SMW”のルームフレグランス。スタイリッシュなディフューザーからは液体ではなく気体として香りが広がるようにできているそうです。また、会場のポイント、ポイントで”サンモード・スタジオ”のテーブルランプが温かな光を灯していました。その形と質感は懐かしくもあり洗練されていてつい見入ってしまいました。
“レイノー”&”エルキューイ”のテーブルウェアは何と言っても色彩の美しさが目を惹きます。伝統的な魅力とモダンな新鮮さが共存していました。壁にディスプレイされているお皿は新作だそうです。オービュッソン織という500年の伝統ある技術を受け継いでいるという”ロベール・フール”のラグを実際に触らせてもらい、その密度と柔らかさ、まさに芸術品という仕上がりに感動しました。現在、宮崎駿監督の作品をその芸術性そのままにタペストリーにするプロジェクトが動いているそうです!
大使公邸の空間にさりげなく、上質で爽やか且つ優雅な香りを提供していたのは”SMW”のルームフレグランス。スタイリッシュなディフューザーからは液体ではなく気体として香りが広がるようにできているそうです。また、会場のポイント、ポイントで”サンモード・スタジオ”のテーブルランプが温かな光を灯していました。その形と質感は懐かしくもあり洗練されていてつい見入ってしまいました。
奥の広間では”Mix Space”として、様々なブランドがミックスアップした空間を作り、アイデアやヒントを提案するスタイリングスペースとなっていました。リーン・ロゼのアームチェア、サイドテーブル、シェルフ。メゾン・ドゥヴィヴィエ・カナッペのソファやプーフ。そして、アトリエ・パントンのラグなど。奥には日本庭園が垣間見えます。
奥の広間では”Mix Space”として、様々なブランドがミックスアップした空間を作り、アイデアやヒントを提案するスタイリングスペースとなっていました。リーン・ロゼのアームチェア、サイドテーブル、シェルフ。メゾン・ドゥヴィヴィエ・カナッペのソファやプーフ。そして、アトリエ・パントンのラグなど。奥には日本庭園が垣間見えます。
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フランス大使公邸の庭園と”Fermob” garden furniture
フランス大使公邸の庭園と”Fermob” garden furniture
協賛の企業からも暮らしのアート、を感じさせられました。レストランドミニク・ブシェ トーキョーのシェフの方は、自閉症の子供たちが描いた絵をモデルに、色彩が遊ぶような華やかな料理を作っていることを映像で見せてくださり、SL Creationsからは地球上のすべての人が自分らしく輝けるように、という点字や盲導犬をあしらった障がい者アーティストのアートがパッケージに描かれた「おから」クッキーが、そして老舗メゾン、クスミティーからは全ての原材料をオーガニック原料で揃えたという紅茶が参加者全員にプレゼントされました。
自然、時間、旅、長い歴史と共に積み重ねられたノウハウ、上質、ローカル、などをキーワードとするこの”Art de Vivre”はタイム・イズ・マネーの真逆を指す言葉で、フランス流のゆっくりとした楽しい時間を過ごす為の考え方とのこと。今回ご紹介できたのはスペースの都合上、一部のブランド・商品でしたが、配布されたパンフレットに記載された「展示を訪れてくださった全ての方に、”Art de Vivre”を感じていただけますように」という心意気が全空間から伝わってくるイベントでした。今後も、弊社イル デザインにおいても”フレンチライフスタイル”に沿った家具・インテリアについて学んで参りたいと思います。
協賛の企業からも暮らしのアート、を感じさせられました。レストランドミニク・ブシェ トーキョーのシェフの方は、自閉症の子供たちが描いた絵をモデルに、色彩が遊ぶような華やかな料理を作っていることを映像で見せてくださり、SL Creationsからは地球上のすべての人が自分らしく輝けるように、という点字や盲導犬をあしらった障がい者アーティストのアートがパッケージに描かれた「おから」クッキーが、そして老舗メゾン、クスミティーからは全ての原材料をオーガニック原料で揃えたという紅茶が参加者全員にプレゼントされました。
自然、時間、旅、長い歴史と共に積み重ねられたノウハウ、上質、ローカル、などをキーワードとするこの”Art de Vivre”はタイム・イズ・マネーの真逆を指す言葉で、フランス流のゆっくりとした楽しい時間を過ごす為の考え方とのこと。今回ご紹介できたのはスペースの都合上、一部のブランド・商品でしたが、配布されたパンフレットに記載された「展示を訪れてくださった全ての方に、”Art de Vivre”を感じていただけますように」という心意気が全空間から伝わってくるイベントでした。今後も、弊社イル デザインにおいても”フレンチライフスタイル”に沿った家具・インテリアについて学んで参りたいと思います。