Corso di Porta Romana, Milano
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Salone del Mobile.Milano 2024.
Where Experience Evolves
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第62回 ミラノサローネ国際家具見本市
(Salone del Mobile.Milano 2024)
記録を更新し閉幕

第62回Salone del Mobile.Milano/ミラノサローネ国際家具見本市(以下、ミラノサローネ)は、4月16日から21日まで、イタリア、ロー・フィエラミラノ(Fiera Milano, Rho)にて開催されました。Salone del Mobile.Milano 公式ウェブサイトとプレスリリースより、最新の情報をご紹介いたします。

第62回 ミラノサローネ国際家具見本市
(Salone del Mobile.Milano 2024)
記録を更新し閉幕

第62回Salone del Mobile.Milano/ミラノサローネ国際家具見本市(以下、ミラノサローネ)は、4月16日から21日まで、イタリア、ロー・フィエラミラノ(Fiera Milano, Rho)にて開催されました。Salone del Mobile.Milano 公式ウェブサイトとプレスリリースより、最新の情報をご紹介いたします。

Ingressi_ Salone_del_Mobile_2024
Ingressi
Courtesy Salone del Mobile.Milano
Where Experience evolves

若い才能の発掘と育成を続けて今年25周年を迎えた”サローネサテリテ”への参加デザイナーも含め、35カ国から総勢1,950の出展があり、来場者数は2023年比で20.2%増の370,824人(うち海外からは53.9%)に上り、ミラノサローネとして予想を上回る記録的な数字が達成されたことになりました。また、業界関係者来場者数は2023年に比べ28.6%増、65.6%が国外から来場。海外から参加の上位15カ国では、中国をはじめとして、ドイツ、スペイン、ブラジル、フランス、アメリカ、ポーランド、ロシア、スイス、トルコ、インド、イギリス、韓国、日本、ルーマニアがそれに続きました。

昨年2023年の、弊社イル デザインも5年ぶりに参加が叶った第61回ミラノサローネでは、エウロルーチェ(国際照明見本市)をはじめとした会場レイアウトの工夫がまだ記憶に新しいですが、イタリアの建築・エンジニアリング界をリードする”ロンバルディーニ22″とのコラボレーションにより今年も新たな展示エリアと休憩エリアを導入し、展示レイアウトと来場者回路が更に再設計されたというのは驚きでした。また、今回の注目すべきイベントとしては「Interiors by David Lynch. A Thinking Room(デヴィッド・リンチによるインテリア。考える部屋)」のインスタレーションが挙げられます。このプロジェクトのキュレーターであるアントニオ・モンダ(Antonio Monda)氏によれば、これは「思考を実現するための場所」であり、ミラノのピッコロ・テアトロのラボラトリーの協力を得てロンバルディーニ22によってデザインされた貴重な「コンテナ」の中で形作られました。

Ingressi_ Salone_del_Mobile_2024
Ingressi
Courtesy Salone del Mobile.Milano
Where Experience evolves

若い才能の発掘と育成を続けて今年25周年を迎えた”サローネサテリテ”への参加デザイナーも含め、35カ国から総勢1,950の出展があり、来場者数は2023年比で20.2%増の370,824人(うち海外からは53.9%)に上り、ミラノサローネとして予想を上回る記録的な数字が達成されたことになりました。また、業界関係者来場者数は2023年に比べ28.6%増、65.6%が国外から来場。海外から参加の上位15カ国では、中国をはじめとして、ドイツ、スペイン、ブラジル、フランス、アメリカ、ポーランド、ロシア、スイス、トルコ、インド、イギリス、韓国、日本、ルーマニアがそれに続きました。

昨年2023年の、弊社イル デザインも5年ぶりに参加が叶った第61回ミラノサローネでは、エウロルーチェ(国際照明見本市)をはじめとした会場レイアウトの工夫がまだ記憶に新しいですが、イタリアの建築・エンジニアリング界をリードする”ロンバルディーニ22″とのコラボレーションにより今年も新たな展示エリアと休憩エリアを導入し、展示レイアウトと来場者回路が更に再設計されたというのは驚きでした。また、今回の注目すべきイベントとしては「Interiors by David Lynch. A Thinking Room(デヴィッド・リンチによるインテリア。考える部屋)」のインスタレーションが挙げられます。このプロジェクトのキュレーターであるアントニオ・モンダ(Antonio Monda)氏によれば、これは「思考を実現するための場所」であり、ミラノのピッコロ・テアトロのラボラトリーの協力を得てロンバルディーニ22によってデザインされた貴重な「コンテナ」の中で形作られました。

Interiors_of_David_Lynch_Salone_del_Mobile_2024
Interiors of David Lynch.
A Thinking Room
Curated by Antonio Monda
Salone Internazionale del Mobile
Pavilions 5-7
Courtesy Salone del Mobile.Milano
Under_the_Surface_Salone_del_Mobile_2024
Under the Surface
Curated by Accurat, Design Group
Italia and Emiliano Ponzi (Salotto NYC)
International Bathroom Exhibition
Pavillion 10
Courtesy Salone del Mobile.Milano

そして今や避けることは難しいどころか、全ての設計・製作・デザインに必須の”持続可能、循環可能”という概念において、この第62回ミラノサローネでは非常に多くの新しいアイデアや製品が展示されました。Accurat、Design Group Italia、Emiliano Ponzi(Salotto.NYC)がデザイン、制作したインスタレーション”Under the Surface”は、水没した大きな島、生命の源としての水を象徴しており、世界の水資源とその保全の重要性にスポットライトを当て、バスルーム家具のサプライチェーンにおけるウォーターフットプリント(Water footprint: 生活における一つの製品をつくるのにどれだけの量の水がどのように使われたのか―蒸発したのか、汚染されたのか―といった情報を示す指標)を調査・考察し、地球上で最も貴重な資源を責任を持って効率的に利用するための戦略を促すことを目的としました。

Citco_Salone_Mobile_Salone_del_Mobile_2024
硬くしなやかな大理石のテーブル – Citco
Courtesy Salone del Mobile.Milano
Gessi_Salone_Mobile_Salone_del_Mobile_2024
ユニークなバスルームの提案 – Gessi
Courtesy Salone del Mobile.Milano

「進化」をキーワードとした今年のミラノサローネ。マリア・ポッロ代表はそのコメントにて、”私たちは2025年に向けてすでに計画を始めています”、と述べています。「サローネは、木製家具のサプライチェーン、ミラノ、そしてメイド・イン・イタリーのシステム全体にとって、誰にとってもチャンスであることを意識しています。重要なことは、62回にわたって私たちを導いてきた「コミュニティを作り、コミュニティであり続ける」という直観を忘れず、大小の企業や団体と協力し続けることです。」

次回第63回ミラノサローネは2025年4月8日から13日まで開催予定です。

Interiors_of_David_Lynch_Salone_del_Mobile_2024
Interiors of David Lynch.
A Thinking Room
Curated by Antonio Monda
Salone Internazionale del Mobile
Pavilions 5-7
Courtesy Salone del Mobile.Milano
Under_the_Surface_Salone_del_Mobile_2024
Under the Surface
Curated by Accurat, Design Group
Italia and Emiliano Ponzi (Salotto NYC)
International Bathroom Exhibition
Pavillion 10
Courtesy Salone del Mobile.Milano

そして今や避けることは難しいどころか、全ての設計・製作・デザインに必須の”持続可能、循環可能”という概念において、この第62回ミラノサローネでは非常に多くの新しいアイデアや製品が展示されました。Accurat、Design Group Italia、Emiliano Ponzi(Salotto.NYC)がデザイン、制作したインスタレーション”Under the Surface”は、水没した大きな島、生命の源としての水を象徴しており、世界の水資源とその保全の重要性にスポットライトを当て、バスルーム家具のサプライチェーンにおけるウォーターフットプリント(Water footprint: 生活における一つの製品をつくるのにどれだけの量の水がどのように使われたのか―蒸発したのか、汚染されたのか―といった情報を示す指標)を調査・考察し、地球上で最も貴重な資源を責任を持って効率的に利用するための戦略を促すことを目的としました。

Citco_Salone_Mobile_Salone_del_Mobile_2024
硬くしなやかな大理石のテーブル – Citco
Courtesy Salone del Mobile.Milano
Interiors_of_David_Lynch_Salone_del_Mobile_2024
ユニークなバスルームの提案 – Gessi
Courtesy Salone del Mobile.Milano

「進化」をキーワードとした今年のミラノサローネ。マリア・ポッロ代表はそのコメントにて、”私たちは2025年に向けてすでに計画を始めています”、と述べています。「サローネは、木製家具のサプライチェーン、ミラノ、そしてメイド・イン・イタリーのシステム全体にとって、誰にとってもチャンスであることを意識しています。重要なことは、62回にわたって私たちを導いてきた「コミュニティを作り、コミュニティであり続ける」という直観を忘れず、大小の企業や団体と協力し続けることです。」

次回第63回ミラノサローネは2025年4月8日から13日まで開催予定です。

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flou_natevo_photo_salone.milano24-3
Flou & Natevo photo
“Yuna” Bed
Salone del Mobile.Milano
Flou logo

そして弊社イル デザイン(IL DESIGN)が正規販売店を務める、イタリアを代表するベッドメーカーFlou(フルー)も、今年のミラノサローネにおいても広大なスペースにて展示を成功させ、彼らの特徴である豊富な種類のファブリックが2024年発表の新しい作品達の上で花咲きました。

flou_natevo_photo_salone.milano24
Flou & Natevo photo
“Fiocco” sofa
Salone del Mobile.Milano

Flouは、完全に取り外し可能なカバーを備えた初の近代的なパッド入りテキスタイルベッド”Nathalie(ナタリー)”とともに1978年ミラノ郊外MEDA(メダ)で創業したメーカーですが、現在ではベッドと同様に、充実したテキスタイルから張地を選択できるソファをはじめとして”トータル・リビング”製品を幅広く提供しています。新作の”Yuna”ベッド、”Fiocco”ソファ、”Pierre”プーフなど、Flouならではのユニークで柔らかなデザインが楽しめます。

また、今年もFlouとともに展示を展開した”Natevo(ナテーヴォ)”は、2013年にFlouの専門知識とノウハウから生まれたスピンオフブランドです。他の照明器具を必要とせず、単独で周囲を照らすことができるLED照明を内蔵した家具をデザイン、製造、販売するイタリア初の企業で、今回のミラノサローネでもFlouのベッドやソファ達を見事に照らし、会場を演出しました。

flou_natevo_photo_salone.milano24
Flou & Natevo photo
“Nathalie” Bed
Salone del Mobile.Milano

フルーの45年以上のアイコンである、Vico Magistretti(ヴィコ・マジストレッティ)のベストセラー”Nathalie(ナタリー)”ベッドも若草色のテキスタイルと目印のリボンを纏って美しく鎮座しておりました。

2024年5月現在、東京デザインセンター6Fの弊社イル デザイン(IL DESIGN)のプレゼンテーション・プレイスではこちらNathalieのシングルバージョンを展示中です(カバーの種類・色等は異なります。写真はこちらをご覧ください。https://www.shop.italia-kagu.com/product-page/flou-nathalie-single-bed)。是非ご連絡の上、お越しください。Flou(フルー)の国内唯一の正規販売店であるイル デザインでは、Flou(フルー)の多彩な商品を取り扱っております。下記連絡先より、お気軽にお問い合わせください。

flou_natevo_photo_salone.milano24-3
Flou & Natevo photo
“Yuna” Bed
Salone del Mobile.Milano
Flou logo

そして弊社イル デザイン(IL DESIGN)が正規販売店を務める、イタリアを代表するベッドメーカーFlou(フルー)も、今年のミラノサローネにおいても広大なスペースにて展示を成功させ、彼らの特徴である豊富な種類のファブリックが2024年発表の新しい作品達の上で花咲きました。

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Flou & Natevo photo
“Fiocco” sofa
Salone del Mobile.Milano

Flouは、完全に取り外し可能なカバーを備えた初の近代的なパッド入りテキスタイルベッド”Nathalie(ナタリー)”とともに1978年ミラノ郊外MEDA(メダ)で創業したメーカーですが、現在ではベッドと同様に、充実したテキスタイルから張地を選択できるソファをはじめとして”トータル・リビング”製品を幅広く提供しています。新作の”Yuna”ベッド、”Fiocco”ソファ、”Pierre”プーフなど、Flouならではのユニークで柔らかなデザインが楽しめます。

また、今年もFlouとともに展示を展開した”Natevo(ナテーヴォ)”は、2013年にFlouの専門知識とノウハウから生まれたスピンオフブランドです。他の照明器具を必要とせず、単独で周囲を照らすことができるLED照明を内蔵した家具をデザイン、製造、販売するイタリア初の企業で、今回のミラノサローネでもFlouのベッドやソファ達を見事に照らし、会場を演出しました。

flou_natevo_photo_salone.milano24
Flou & Natevo photo
“Nathalie” Bed
Salone del Mobile.Milano

フルーの45年以上のアイコンである、Vico Magistretti(ヴィコ・マジストレッティ)のベストセラー”Nathalie(ナタリー)”ベッドも若草色のテキスタイルと目印のリボンを纏って美しく鎮座しておりました。

2024年5月現在、東京デザインセンター6Fの弊社イル デザイン(IL DESIGN)のプレゼンテーション・プレイスではこちらNathalieのシングルバージョンを展示中です(カバーの種類・色等は異なります。写真はこちらをご覧ください。https://www.shop.italia-kagu.com/product-page/flou-nathalie-single-bed)。是非ご連絡の上、お越しください。Flou(フルー)の国内唯一の正規販売店であるイル デザインでは、Flou(フルー)の多彩な商品を取り扱っております。下記連絡先より、お気軽にお問い合わせください。

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※今回の記事は、ミラノサローネPR 山本幸様のプレスリリースと、サイト”Salone del Mobile. Milano” https://www.milanosalone.com/、そしてFlou(フルー)より直接送られた”Flou stand 2024 pictures”を参照、写真をお借りして書かせていただきました。
※ミラノサローネの集計データは、サローネ事務局より届いた最終日024年4月21日18:30閉幕時に集計された最終データに基づいております。

※今回の記事は、ミラノサローネPR 山本幸様のプレスリリースと、サイト”Salone del Mobile. Milano” https://www.milanosalone.com/、そしてFlou(フルー)より直接送られた”Flou stand 2024 pictures”を参照、写真をお借りして書かせていただきました。
※ミラノサローネの集計データは、サローネ事務局より届いた最終日024年4月21日18:30閉幕時に集計された最終データに基づいております。