デザイナーと作品達
目次
- 1. Cassina(カッシーナ)とは
- 2. Cassina(カッシーナ)とデザイナーと作品達
- Le Corbusier(ル・コルビュジエ)
- Charles Rennie Mackintosh(チャールズ・レニー・ マッキントッシュ)
- Erik Gunnar Asplund(エリック・グンナール・アスプルンド)
- Gerrit Thomas Rietveld(ヘーリット・トーマス・リートフェルト)
- Man Ray(マン・レイ)
- Gio Ponti(ジオ・ポンティ)
- Vico Magistretti(ヴィコ・マジストレッティ)
- Mario Bellini(マリオ・ベリーニ)
- Rodolfo Dordoni(ロドルフォ・ドルドーニ)
- Philippe Starck(フィリップ・スタルク)
- Piero Lissoni(ピエロ・リッソーニ)
- Hannes Wettstein(ハンス・ウェッツスタイン)
- Patricia Urquiola(パトリシア・ウルキオラ)
- 3. Cassina(カッシーナ)のデザイン、エポックメイキング
1927年約一世紀前、カッシーナは北イタリア・ミラノ郊外Meda(メーダ)で創業。 カッシーナとは? と聞かれたとき目に浮かぶイメージは「イ・マエストリコレクション」です。この「イ・マエストリコレクション」はル・コルビュジエ、マッキントッシュ、フランク・ロイド・ライト、リートフェルトなどの傑作を集めたコレクションです。東京・上野の世界文化遺産に登録されている国立西洋美術館を設計したル・コルビュジエのLCシリーズは建築家の合理性から発想された見事な作品群です。中でもソファLC2は、1928年ル・コルビュジエと共作者たちが発表した作品で、今ではカッシーナのアイコン的商品となっております。金属製パイルのフレームに背、座、アームの革張りクッションを、敢えて云えば置くだけの仕組で装飾的要素を排除した現代的なミニマルなデザインです。
これら建築家、デザイナーとの共作は「イ・マエストリコレクション」と並行して「コンテンポラリー・コレクション」と広がって参ります。「コンテンポラリー・コレクション」では、1957年イタリア建築デザインの父と云われるジオ・ポンティとの協業で世界一軽量のチェア「スーパーレジェーラ」を開発。加えて、1973年ヴィコ・マジストレッティの永遠のベストセラーMaralunga(マラルンガ)ソファを発表。それに続きCABチェアのマリオ・ベリーニ、Priveソファのフィリップ・スタルクと続く活動は、カッシーナの多くの作品がニューヨーク近代美術館のパーマネント・コレクションになるなど他に類を見ない歴史的足跡を残し、綿々と現在に至っております。
1927年約一世紀前、カッシーナは北イタリア・ミラノ郊外Meda(メーダ)で創業。 カッシーナとは? と聞かれたとき目に浮かぶイメージは「イ・マエストリコレクション」です。この「イ・マエストリコレクション」はル・コルビュジエ、マッキントッシュ、フランク・ロイド・ライト、リートフェルトなどの傑作を集めたコレクションです。東京・上野の世界文化遺産に登録されている国立西洋美術館を設計したル・コルビュジエのLCシリーズは建築家の合理性から発想された見事な作品群です。中でもソファLC2は、1928年ル・コルビュジエと共作者たちが発表した作品で、今ではカッシーナのアイコン的商品となっております。金属製パイルのフレームに背、座、アームの革張りクッションを、敢えて云えば置くだけの仕組で装飾的要素を排除した現代的なミニマルなデザインです。
これら建築家、デザイナーとの共作は「イ・マエストリコレクション」と並行して「コンテンポラリー・コレクション」と広がって参ります。「コンテンポラリー・コレクション」では、1957年イタリア建築デザインの父と云われるジオ・ポンティとの協業で世界一軽量のチェア「スーパーレジェーラ」を開発。加えて、1973年ヴィコ・マジストレッティの永遠のベストセラーMaralunga(マラルンガ)ソファを発表。それに続きCABチェアのマリオ・ベリーニ、Priveソファのフィリップ・スタルクと続く活動は、カッシーナの多くの作品がニューヨーク近代美術館のパーマネント・コレクションになるなど他に類を見ない歴史的足跡を残し、綿々と現在に至っております。
デザイナーと作品達”
(ル・コルビュジエ)
(1887-1965)
LC2 sofa (LC2 ソファ)
ル・コルビュジエのデザインした製品の内、特に人気のソファLC2は極めてシンプルな構造で、クロームの金属フレームの枠にクッションを差し込むだけです。メンテナンスも簡単で建築家ゆえの合理性が覗えます。ソファLC2の選択肢として、1人掛け・2人掛け・3人掛け、そしてオットマンがあり、張り地は4種類(category)のファブリックと3種類(category)の革からお選び頂きます。座・背・アームはポリウレタンと再生可能なリサイクルポリエステルパッディングを使用。この製品は両アームが高い位置になりますが、ここに肘を置くことに依って身体を支え、背のクッションの支えと相まって安定した姿勢を保つことが出来、非常に座り易いアームソファです。クロームの金属フレームとの色合いでブラックの革をお選びになる事が多いですが、クロームとの相性ではグレー色のgrigio(13X330)も一考の価値がございます。また、金属フレームにもクロームを含めて8色の選択肢がありますが、やはりクロームが良いご選択だと思います。
LC2 sofa (LC2 ソファ)
ル・コルビュジエのデザインした製品の内、特に人気のソファLC2は極めてシンプルな構造で、クロームの金属フレームの枠にクッションを差し込むだけです。メンテナンスも簡単で建築家ゆえの合理性が覗えます。ソファLC2の選択肢として、1人掛け・2人掛け・3人掛け、そしてオットマンがあり、張り地は4種類(category)のファブリックと3種類(category)の革からお選び頂きます。座・背・アームはポリウレタンと再生可能なリサイクルポリエステルパッディングを使用。この製品は両アームが高い位置になりますが、ここに肘を置くことに依って身体を支え、背のクッションの支えと相まって安定した姿勢を保つことが出来、非常に座り易いアームソファです。クロームの金属フレームとの色合いでブラックの革をお選びになる事が多いですが、クロームとの相性ではグレー色のgrigio(13X330)も一考の価値がございます。また、金属フレームにもクロームを含めて8色の選択肢がありますが、やはりクロームが良いご選択だと思います。
フランス人のル・コルビジュエのデザインLC4はフランス語の “Chaise Longue” (シェーズ・ロング)、”脚を伸ばして座れる長い椅子”が本来の由来ですが、アメリカではよくラウンジで使われ “Chaise Lounge”(シェーズ・ラウンジ)と誤って綴られることがあります。この製品の最大の特徴は、何と云ってもこの見事なデザインにあります。庭へとつながるリビングの掃出し窓の際にオブジェとして置いた情景は得も云われぬ素敵さです。加えて、クロームの金属フレームは台座に任意の角度で設置することが出来、壁に掛かったTVを見たり天井に向かいひと眠りするのも自由です。張り地の種類は、キャンバス・X(革)・毛皮(Z)からの選択ですが、通常は黒革(13X606)或いは毛皮(白黒茶混合13Z414)になります。ヘッドレストは黒革(13X606)及び毛皮(13Y414)に限定されます。台座はスティールのブラック塗装仕上げ。
フランス人のル・コルビジュエのデザインLC4はフランス語の “Chaise Longue” (シェーズ・ロング)、”脚を伸ばして座れる長い椅子”が本来の由来ですが、アメリカではよくラウンジで使われ “Chaise Lounge”(シェーズ・ラウンジ)と誤って綴られることがあります。この製品の最大の特徴は、何と云ってもこの見事なデザインにあります。庭へとつながるリビングの掃出し窓の際にオブジェとして置いた情景は得も云われぬ素敵さです。加えて、クロームの金属フレームは台座に任意の角度で設置することが出来、壁に掛かったTVを見たり天井に向かいひと眠りするのも自由です。張り地の種類は、キャンバス・X(革)・毛皮(Z)からの選択ですが、通常は黒革(13X606)或いは毛皮(白黒茶混合13Z414)になります。ヘッドレストは黒革(13X606)及び毛皮(13Y414)に限定されます。台座はスティールのブラック塗装仕上げ。
(チャールズ・レニー・マッキントッシュ)
(1868-1928)
1902年からは、スコットランド西部にある友人の邸宅「ヒル・ハウス」の設計を手掛け、その家の為に デザインし、その後カッシーナで制作した伝説的ラダーバックチェア、”ヒル ハウス1″が生まれました。カッシーナでのマッキントッシュの作品は、”312 ウィロー 1″ 及び “292 ヒル ハウス 1” の2種類ですが、このヒルハウスはよく玄関先に置かれオブジェ的な役割の印象があります。仕上げはアッシュ材のブラック染色、座面はオリジナルのシルクベルベットになります。お勧めの張り地は黒のフレームとの相性でオイル・グリーン。この作品も、カッシーナの製品では他にもたくさんありますが、MoMAニューヨーク近代美術館のパーマネント・コレクションの一品です。
1902年からは、スコットランド西部にある友人の邸宅「ヒル・ハウス」の設計を手掛け、その家の為に デザインし、その後カッシーナで制作した伝説的ラダーバックチェア、”ヒル ハウス1″が生まれました。カッシーナでのマッキントッシュの作品は、”312 ウィロー 1″ 及び “292 ヒル ハウス 1” の2種類ですが、このヒルハウスはよく玄関先に置かれオブジェ的な役割の印象があります。仕上げはアッシュ材のブラック染色、座面はオリジナルのシルクベルベットになります。お勧めの張り地は黒のフレームとの相性でオイル・グリーン。この作品も、カッシーナの製品では他にもたくさんありますが、MoMAニューヨーク近代美術館のパーマネント・コレクションの一品です。
(エリック・グンナール・アスプルンド)
(1885-1940)
カッシーナの「イ・マエストリコレクション」に属するアスプルンドがデザインしたチェア”501 ヨーテボリ” はデンマークのユトランド半島に近いスウェ―デンの繊維産業が盛んな街の地名です。”501 ヨーテボリ” のフレームはアッシュ材を使用しております。アッシュ材の特徴は耐衝撃性・耐久性に優れた「堅さ」であり、また適度に弾力性もある性質から野球のバットやテニスラケット、スキー板などにも広く使用されております。そのフレームの色は、アッシュ材のナチュラルとブラック染色の2種類です。座面とフレームの背は4種類(category)のファブリックと3種類(category)の革からお選び頂けます。特徴として、座面と背はカッシーナの得意とするモールドポリウレタンフォームを張っておりますので、弾力性と耐久性に優れた座り心地の良いチェアとなっており、ダイニング用としてもミーティング用としても幅広く活用の出来る素敵な北欧モダンのチェアです。
カッシーナの「イ・マエストリコレクション」に属するアスプルンドがデザインしたチェア”501 ヨーテボリ” はデンマークのユトランド半島に近いスウェ―デンの繊維産業が盛んな街の地名です。”501 ヨーテボリ” のフレームはアッシュ材を使用しております。アッシュ材の特徴は耐衝撃性・耐久性に優れた「堅さ」であり、また適度に弾力性もある性質から野球のバットやテニスラケット、スキー板などにも広く使用されております。そのフレームの色は、アッシュ材のナチュラルとブラック染色の2種類です。座面とフレームの背は4種類(category)のファブリックと3種類(category)の革からお選び頂けます。特徴として、座面と背はカッシーナの得意とするモールドポリウレタンフォームを張っておりますので、弾力性と耐久性に優れた座り心地の良いチェアとなっており、ダイニング用としてもミーティング用としても幅広く活用の出来る素敵な北欧モダンのチェアです。
(ヘーリット・トーマス・リートフェルト)
(1888-1964)
635 Black Red and Blue (ブラックレッドアンドブルー)
カッシーナとの関わりは、1918年リートフェルトがデザインした “635 レッド&ブルー” が最初で、この作品は現在に於いても1世紀前のデザインとは思えぬ斬新さを保っております。オリジナルの仕様から、今日では新しいバージョン “ブラック レッド&ブルー” も加わり選択肢が広がりました。この製品は1920年Zeilmaker(ゼルマーカー)邸のために作られた仕様を復刻したものです。ブラック染色のビーチウッドのフレームに小口はホワイト、座面と背もたれは深いグリーンのラッカー仕上げとなっています。ポリウレタンフォームとフェザーパディングの背・座面クッションもオプションで用意されております。そのクッション・カバーにはカッシーナのいずれのファブリック・レザーもお選び頂くことが出来ます。この製品も、やはり一日の生活の中で見て・触れて楽しむ機会が欲しい素敵な存在感のあるデザインです。
635 Black Red and Blue (ブラックレッドアンドブルー)
カッシーナとの関わりは、1918年リートフェルトがデザインした “635 レッド&ブルー” が最初で、この作品は現在に於いても1世紀前のデザインとは思えぬ斬新さを保っております。オリジナルの仕様から、今日では新しいバージョン “ブラック レッド&ブルー” も加わり選択肢が広がりました。この製品は1920年Zeilmaker(ゼルマーカー)邸のために作られた仕様を復刻したものです。ブラック染色のビーチウッドのフレームに小口はホワイト、座面と背もたれは深いグリーンのラッカー仕上げとなっています。ポリウレタンフォームとフェザーパディングの背・座面クッションもオプションで用意されております。そのクッション・カバーにはカッシーナのいずれのファブリック・レザーもお選び頂くことが出来ます。この製品も、やはり一日の生活の中で見て・触れて楽しむ機会が欲しい素敵な存在感のあるデザインです。
1934年、金具を一切使用せず4枚の板の組継ぎに、建築家ならではの発想で屋根を支える為の隅木を取り入れ、上からの重量を受け止めるシンプルな構造からはとても想像だに出来ない頑丈さと安心感のある椅子、ジグザグを実現致しました。このデザインには多くの使い方があります。玄関に置いてちょっと腰掛けにするもよし、廊下の隅に花台として或いは忘れな盆の様に車のKeyや郵便物を置くなど、このデザインに依って素敵な生活空間を創りだすことが出来ます。この製品にはチェリー・ナチュラルとアッシュ・ナチュラル、そしてアッシュ材に5色の染色を施した仕上げがあります。お値段は、アッシュ・ナチュラルだけが約15%程度お安くなります。
1934年、金具を一切使用せず4枚の板の組継ぎに、建築家ならではの発想で屋根を支える為の隅木を取り入れ、上からの重量を受け止めるシンプルな構造からはとても想像だに出来ない頑丈さと安心感のある椅子、ジグザグを実現致しました。このデザインには多くの使い方があります。玄関に置いてちょっと腰掛けにするもよし、廊下の隅に花台として或いは忘れな盆の様に車のKeyや郵便物を置くなど、このデザインに依って素敵な生活空間を創りだすことが出来ます。この製品にはチェリー・ナチュラルとアッシュ・ナチュラル、そしてアッシュ材に5色の染色を施した仕上げがあります。お値段は、アッシュ・ナチュラルだけが約15%程度お安くなります。
オランダの首都アムステルダムから南30kmに位置する、彼リートフェルトの故郷でもある都市ユトレヒトの名前のこのソファを、1935年老舗デパート「メッツ」の為にデザイン。作品の特徴である背から脚部までL字形のアームで繋がった形が印象的で、まさに人間の肘と腕(アーム)がそこに在る様に思われます。この製品は直線的で硬い感じですがフェルトの張り地の柔らかな印象とステッチを施した仕上げがオーダーメイドの洋服の様な手作り感で和んで参ります。製品の構成は、1人掛け・2人掛けストレート・3人掛けカーブ、そして子供用ベイビーユトレヒトの4パターンです。張り地もカッシーナのスタンダ―ドのファブリックからレザーまでお選び頂けますが、やはりステッチを施したフェルトの張り地がお勧めになります。
オランダの首都アムステルダムから南30kmに位置する、彼リートフェルトの故郷でもある都市ユトレヒトの名前のこのソファを、1935年老舗デパート「メッツ」の為にデザイン。作品の特徴である背から脚部までL字形のアームで繋がった形が印象的で、まさに人間の肘と腕(アーム)がそこに在る様に思われます。この製品は直線的で硬い感じですがフェルトの張り地の柔らかな印象とステッチを施した仕上げがオーダーメイドの洋服の様な手作り感で和んで参ります。製品の構成は、1人掛け・2人掛けストレート・3人掛けカーブ、そして子供用ベイビーユトレヒトの4パターンです。張り地もカッシーナのスタンダ―ドのファブリックからレザーまでお選び頂けますが、やはりステッチを施したフェルトの張り地がお勧めになります。
(マン・レイ)
(1890-1977)
カッシーナとマン・レイの関係や関わりの経緯についての記述があまりございませんが、彼マン・レイのカッシーナでの作品はこれ1点です。強烈に印象に残る作品でマン・レイの個性そのものと思われます。1938年マン・レイが戦火を逃れてロサンゼルスに渡る直前パリに居てデザインしたこの鏡は当然フランス語のシルクスクリーン印刷で書かれております。仕様は壁掛け式で、巾91 x 奥4 x H181cmです。
(レ グラン トランスパラン)
カッシーナとマン・レイの関係や関わりの経緯についての記述があまりございませんが、彼マン・レイのカッシーナでの作品はこれ1点です。強烈に印象に残る作品でマン・レイの個性そのものと思われます。1938年マン・レイが戦火を逃れてロサンゼルスに渡る直前パリに居てデザインしたこの鏡は当然フランス語のシルクスクリーン印刷で書かれております。仕様は壁掛け式で、巾91 x 奥4 x H181cmです。
(ジオ・ポンティ)
(1891-1979)
1952年カッシーナとの共同作業が始まり、1957年と長きに渡り開発が続きましたが重さ1700グラムという当時世界一軽量の椅子 “699 Superleggera (スーパーレジェーラ)” を発表。その特徴は極限まで細めた巾18mmの三角の形状のフレームで堅固さと軽さの完璧なバランスを実現。座面の籐は手編みでその品質の高さゆえ、半世以上にわたって人気のベストセラーです。この商品の仕様はフレームにアッシュ材ナチュラル・アッシュ材ブラック塗装・アッシュ材ホワイト塗装があります。現在は座面のカバーリングにファブリックや革を張れる仕様やフレームも塗装に加えて染色もありますが、やはりオリジナル仕様のブラック塗装フレームに手編みの籐の座面をお勧め致します。
1952年カッシーナとの共同作業が始まり、1957年と長きに渡り開発が続きましたが重さ1700グラムという当時世界一軽量の椅子 “699 Superleggera (スーパーレジェーラ)” を発表。その特徴は極限まで細めた巾18mmの三角の形状のフレームで堅固さと軽さの完璧なバランスを実現。座面の籐は手編みでその品質の高さゆえ、半世以上にわたって人気のベストセラーです。この商品の仕様はフレームにアッシュ材ナチュラル・アッシュ材ブラック塗装・アッシュ材ホワイト塗装があります。現在は座面のカバーリングにファブリックや革を張れる仕様やフレームも塗装に加えて染色もありますが、やはりオリジナル仕様のブラック塗装フレームに手編みの籐の座面をお勧め致します。
(ヴィコ・マジストレッティ)
(1891-1979)
1973年に発表された675マラルンガは、ヴィコ・マジストレッティの最高傑作のひとつで、ソファの既成概念を打ち破りクッションにモールドウレタンを使用した革新的な製品でした。構造的には、シート毎に背もたれがハイバックにもなりヘッドレストの役割を果たします。
1973年に発表された675マラルンガは、ヴィコ・マジストレッティの最高傑作のひとつで、ソファの既成概念を打ち破りクッションにモールドウレタンを使用した革新的な製品でした。構造的には、シート毎に背もたれがハイバックにもなりヘッドレストの役割を果たします。
2014年、マラルンガ40周年を記念して発表された “675 マラルンガ 40-S” は新たにエッジにステッチが施され、輪郭がパイピングに依ってより印象的なデザイン・アクセントになりました。オプションとして、 “675 マラルンガ” と “675 マラルンガ 40-S” には3つのサイズの背あてランバークッションが用意されております。
2014年、マラルンガ40周年を記念して発表された “675 マラルンガ 40-S” は新たにエッジにステッチが施され、輪郭がパイピングに依ってより印象的なデザイン・アクセントになりました。オプションとして、 “675 マラルンガ” と “675 マラルンガ 40-S” には3つのサイズの背あてランバークッションが用意されております。
2018年、”675 マラルンガ 40 マキシソファ” を発表。この商品はより多くの人々に対応出来る様に横幅が35%、奥行が10%サイズが大きくなり、また腰にあてるランバークッションを標準装備としてその快適性を一段と向上致しました。
2018年、”675 マラルンガ 40 マキシソファ” を発表。この商品はより多くの人々に対応出来る様に横幅が35%、奥行が10%サイズが大きくなり、また腰にあてるランバークッションを標準装備としてその快適性を一段と向上致しました。
1935年イタリア・ミラノに生まれる。多くのデザイナーと同様にミラノ工科大学で建築を学び、建築の代表作として、フランス・ルーブル美術館イスラムギャラリー、ドイツ銀行ツインタワー改築、ミラノコンベンションセンターなどがあります。日本に於いても、建築設計・デザインの例が幾つかございます。
1990年 神奈川県 横浜ビジネスパーク・ベリーニの丘
1992年 東京都五反田 東京デザイン・センター(6F:当社イルデザイン プレゼンテーションプレイス)
1992年 山梨県 リゾナーレ・ビブレクラブ小渕沢
1998年 山梨県 アルソア本社ビル
結果、イタリア建築金賞(2015)などの多くの受賞例があります。マリオ・ベリーニも、ジオ・ポンティが創刊した世界的建築・デザイン専門誌「domusドムス」の編集長を5年間1986年から1991年まで務めました。
プロダクトデザインの分野に於いては、当時世界的なオフィス機器メーカーであったイタリアのオリベッティ社でタイプライターなどの開発に関わり、日本ではヤマハのポータブル・カセットデッキのデザインを行い、MoMaニューヨーク近代美術館のパーマネント・コレクションとなりました。
(マリオ・ベリーニ)
(1935~)
1935年イタリア・ミラノに生まれる。多くのデザイナーと同様にミラノ工科大学で建築を学び、建築の代表作として、フランス・ルーブル美術館イスラムギャラリー、ドイツ銀行ツインタワー改築、ミラノコンベンションセンターなどがあります。日本に於いても、建築設計・デザインの例が幾つかございます。
1990年 神奈川県 横浜ビジネスパーク・ベリーニの丘
1992年 東京都五反田 東京デザイン・センター(6F:当社イルデザイン プレゼンテーションプレイス)
1992年 山梨県 リゾナーレ・ビブレクラブ小渕沢
1998年 山梨県 アルソア本社ビル
結果、イタリア建築金賞(2015)などの多くの受賞例があります。マリオ・ベリーニも、ジオ・ポンティが創刊した世界的建築・デザイン専門誌「domusドムス」の編集長を5年間1986年から1991年まで務めました。
プロダクトデザインの分野に於いては、当時世界的なオフィス機器メーカーであったイタリアのオリベッティ社でタイプライターなどの開発に関わり、日本ではヤマハのポータブル・カセットデッキのデザインを行い、MoMaニューヨーク近代美術館のパーマネント・コレクションとなりました。
413CAB (キャブ アームチェア)
カッシーナとの関わりは、1977年 “412 CAB (キャブ アームレスチェア)”、続いて1979年 “413CAB (キャブ アームチェア)”を発表。カッシーナに於いては他にも “401 BREAK (ブレーク アームチェア)”・”402 WISKEY (ウィスキーソファ)”・”403 TILBURY (ティルブリー ソファ)”・”405 DUC (デュック ソファ)”・”423 CAB LOUNGE (キャブ ラウンジアームチェア)”・”452 LA ROTONDA (ラ ロトンダテーブル)” など多くの作品があります。412 CAB (キャブ アームレスチェア)及び413CAB (キャブ アームチェア)のcuoio(厚革)はファスナーを使って被せておりますが、この交換用カバーだけの販売がございませんので、色落ちや破れなどがあった場合当社で補修サービスを申し受け致します。
413CAB (キャブ アームチェア)
カッシーナとの関わりは、1977年 “412 CAB (キャブ アームレスチェア)”、続いて1979年 “413CAB (キャブ アームチェア)”を発表。カッシーナに於いては他にも “401 BREAK (ブレーク アームチェア)”・”402 WISKEY (ウィスキーソファ)”・”403 TILBURY (ティルブリー ソファ)”・”405 DUC (デュック ソファ)”・”423 CAB LOUNGE (キャブ ラウンジアームチェア)”・”452 LA ROTONDA (ラ ロトンダテーブル)” など多くの作品があります。412 CAB (キャブ アームレスチェア)及び413CAB (キャブ アームチェア)のcuoio(厚革)はファスナーを使って被せておりますが、この交換用カバーだけの販売がございませんので、色落ちや破れなどがあった場合当社で補修サービスを申し受け致します。
(ロドルフォ・ドルドーニ)
(1945~)
カッシーナとの関わりも古く、2008年には既に”Boboli 475 (ボボリ テーブル)”を発表。このテーブルの最大の特徴である、ねじ曲がったアルミプレートで出来た脚部は極めて印象的なデザインです。その仕上げはマットブラック、ガンメタル、クローム、ゴールドの4種類、天板もガラスは3色、ウッドはウォールナット、そしてマーブルは5種類の異なる仕上げからのご選択です。加えて、サイズもラウンド、スクエア、オーバルと幾つものバリエーションが揃っており、それぞれの組み合わせに依っていずれの用途とご要望にも対応出来るテーブルです。
カッシーナとの関わりも古く、2008年には既に”Boboli 475 (ボボリ テーブル)”を発表。このテーブルの最大の特徴である、ねじ曲がったアルミプレートで出来た脚部は極めて印象的なデザインです。その仕上げはマットブラック、ガンメタル、クローム、ゴールドの4種類、天板もガラスは3色、ウッドはウォールナット、そしてマーブルは5種類の異なる仕上げからのご選択です。加えて、サイズもラウンド、スクエア、オーバルと幾つものバリエーションが揃っており、それぞれの組み合わせに依っていずれの用途とご要望にも対応出来るテーブルです。
(フィリップ・スタルク)
(1949 ~)
カッシーナでも多くをデザインしたフィリップ・スタルクの作品は極めて個性的で、例えば “241 Privé (プリヴェ ソファ)”はシャープな形とブラックの革張り、クロームのシルバーに輝くフレームのコンビネーションは一言で云ってクールです。張り地も画像と同様のブラックの革張りがベストセレクション。この作品のもう一つの特徴は浮いた様に見えるホリゾンタルアームです。ホリゾンタルアームは、ソファアームの役割だけでなく巾46cm・奥行98cmの平面で、そこに木製プレートを置いて、サイドテーブルとして大変重宝にお使い頂けます。”241 Privé (プリヴェ ソファ)のサイズ展開はオットマン、1人掛け、シェーズロング、1人掛けホリゾンタルアーム、3人掛けホリゾンタルアーム、そしてビッグ或いはスモールのアイランドタイプです。
カッシーナでも多くをデザインしたフィリップ・スタルクの作品は極めて個性的で、例えば “241 Privé (プリヴェ ソファ)”はシャープな形とブラックの革張り、クロームのシルバーに輝くフレームのコンビネーションは一言で云ってクールです。張り地も画像と同様のブラックの革張りがベストセレクション。この作品のもう一つの特徴は浮いた様に見えるホリゾンタルアームです。ホリゾンタルアームは、ソファアームの役割だけでなく巾46cm・奥行98cmの平面で、そこに木製プレートを置いて、サイドテーブルとして大変重宝にお使い頂けます。”241 Privé (プリヴェ ソファ)のサイズ展開はオットマン、1人掛け、シェーズロング、1人掛けホリゾンタルアーム、3人掛けホリゾンタルアーム、そしてビッグ或いはスモールのアイランドタイプです。
(ピエロ・リッソーニ)
(1956 ~)
カッシーナでのピエロ・リッソーニの作品は、184 EVE (イヴ アームチェア)、192 Miloe (ミロー システムソファ)、194 9 Nove (ノーヴェ テーブル)、195 Naan (ナーン テーブル()、202 8 Otto (オット システムソファ)、204 Scighera (シゲーラ システム ソファ)、269 Mex (メックス ローテーブル)などがあります。その一例でナーン ダイニングテーブルはオーク材とアメリカンウォールナット材を使った伸長式で、巾180cmから340cmまで多様な用途に対応できる機能性とスッキリしたデザインのスマートなテーブルです。
カッシーナでのピエロ・リッソーニの作品は、184 EVE (イヴ アームチェア)、192 Miloe (ミロー システムソファ)、194 9 Nove (ノーヴェ テーブル)、195 Naan (ナーン テーブル()、202 8 Otto (オット システムソファ)、204 Scighera (シゲーラ システム ソファ)、269 Mex (メックス ローテーブル)などがあります。その一例でナーン ダイニングテーブルはオーク材とアメリカンウォールナット材を使った伸長式で、巾180cmから340cmまで多様な用途に対応できる機能性とスッキリしたデザインのスマートなテーブルです。
204 Scighera (シゲーラ)はシステムソファとして、いろいろな配置構成を実現するために片肘・両肘或いはロー・ワイドのアーム巾、そして80cm・100cmの座面巾など多様なコンポーネントを揃えております。クッションの構造はカッシーナが独自で開発したモールドウレタンフォームを使い、ふくよかで柔らかな肌触りと高い快適性を実現しております。また、ヘッドレストは画像の様に後方に倒すことが出来、手軽に自分好みの位置にセット出来る機能が用意されております。意匠的にはプレミアムステッチとして、グロスグレインパイピングに4つのアーストーン色からお選びいただけます。座面下の構造は伸縮性のあるウェビング(シートベルトの様な強い平布)を施した管状鋼の耐荷重構造となっており、堅牢でしっかりしたソファです。
204 Scighera (シゲーラ)はシステムソファとして、いろいろな配置構成を実現するために片肘・両肘或いはロー・ワイドのアーム巾、そして80cm・100cmの座面巾など多様なコンポーネントを揃えております。クッションの構造はカッシーナが独自で開発したモールドウレタンフォームを使い、ふくよかで柔らかな肌触りと高い快適性を実現しております。また、ヘッドレストは画像の様に後方に倒すことが出来、手軽に自分好みの位置にセット出来る機能が用意されております。意匠的にはプレミアムステッチとして、グロスグレインパイピングに4つのアーストーン色からお選びいただけます。座面下の構造は伸縮性のあるウェビング(シートベルトの様な強い平布)を施した管状鋼の耐荷重構造となっており、堅牢でしっかりしたソファです。
(ハンス・ウェッツスタイン)
(1958~2008)
チェア “オラ” にはアームレスとアーム付きの2種類があります。張り地の仕様も大枠2通リございます。一つは全体が同じ張り地で被われる通常のタイプと、もう一つは表側と外側を分けてツートン(2色)になる仕様です。張り地はカッシーナのファブリック・コレクションからのご選択になります。内部構造は、スティールフレームにカッシーナの得意なモールドウレタンフォームがここでも使われ、快適な座り心地を提供しております。当社プレゼンテーション・プレイスでも常備品として使用しており、お勧めの優れものです。
チェア “オラ” にはアームレスとアーム付きの2種類(367 Hola, 369 Hola)があります。張り地の仕様も大枠2通リございます。一つは全体が同じ張り地で被われる通常のタイプと、もう一つは表側と外側を分けてツートン(2色)になる仕様です。張り地はカッシーナのファブリック・コレクションからのご選択になります。内部構造は、スティールフレームにカッシーナの得意なモールドウレタンフォームがここでも使われ、快適な座り心地を提供しております。当社プレゼンテーション・プレイスでも常備品として使用しており、お勧めの優れものです。
テーブル “エルドム” も極めてシンプルでお使い易いテーブルです。サイズ・バリエーションは210cm、240cm、270cmの3種類。110cmの奥行は食卓を広くお使い頂けます。このテーブルの最大の良さは、今や希少価値のサントス・ローズウッドを全面に使っていることです。2011年、東京・等々力にお納めしたサントス・ウッドのテーブルを2022年久しぶりに拝見しましたが、同じくカッシーナのキャブ・アームチェアとの相性も良く10年経った今でも、変わらずに素敵なダイニング・セットでした。
テーブル “エルドム” も極めてシンプルでお使い易いテーブルです。サイズ・バリエーションは210cm、240cm、270cmの3種類。110cmの奥行は食卓を広くお使い頂けます。このテーブルの最大の良さは、今や希少価値のサントス・ローズウッドを全面に使っていることです。2011年、東京・等々力にお納めしたサントス・ウッドのテーブルを2022年久しぶりに拝見しましたが、同じくカッシーナのキャブ・アームチェアとの相性も良く10年経った今でも、変わらずに素敵なダイニング・セットでした。
(パトリシア・ウルキオラ)
(1961~)
2015年より、パトリシア・ウルキオラはカッシーナのデザインを統括するアートディレクターに就任。パトリシア・ウルキオラはカッシーナにおいて15点を超える作品をデザインしておりますが、2022年にデザインした最新のモデル “Sengu (セングウ)” はウルキオラの特徴を端的に表したものと理解出来ます。それは、家具造りに於いて他とはまったく異なる新しい発想と大胆さにあります。セングウとは日本語の「遷宮」からと云われております。 即ち、神霊を別の場所に遷す(うつす)ことです。テーブル “セングウ” の画像をご覧頂くと、天板と左の二本の脚に横たわっている木部、そして右手の円柱の大理石と相まって全体の姿が石造りの鳥居にも、或いは神霊の乗り物としての担ぐ神霊みこしにも見えて参ります。イタリア、ミラノで経験したキャリアから、日本の神道(しんとう)の一部”遷宮”からインスピレーションを得てデザインするパトリシア・ウルキオラの独自性と大胆さは、お見事の一言に尽きます。559 Sengu Table (セングウ テーブル)の仕様は、5種類の大理石と3種類の木(オーク、アメリカンウォールナット)から天板、支柱、脚部をぞれぞれお選び頂けます。また、円形テーブルには磁器で出来た回るトレー直径80cm高さ4cmのレイジースーザンも用意されております。サイズは、Φ160 Φ180と楕円形230x116cmのご選択です。
2015年より、パトリシア・ウルキオラはカッシーナのデザインを統括するアートディレクターに就任。パトリシア・ウルキオラはカッシーナにおいて15点を超える作品をデザインしておりますが、2022年にデザインした最新のモデル “Sengu (セングウ)” はウルキオラの特徴を端的に表したものと理解出来ます。それは、家具造りに於いて他とはまったく異なる新しい発想と大胆さにあります。セングウとは日本語の「遷宮」からと云われております。 即ち、神霊を別の場所に遷す(うつす)ことです。テーブル “セングウ” の画像をご覧頂くと、天板と左の二本の脚に横たわっている木部、そして右手の円柱の大理石と相まって全体の姿が石造りの鳥居にも、或いは神霊の乗り物としての担ぐ神霊みこしにも見えて参ります。イタリア、ミラノで経験したキャリアから、日本の神道(しんとう)の一部”遷宮”からインスピレーションを得てデザインするパトリシア・ウルキオラの独自性と大胆さは、お見事の一言に尽きます。559 Sengu Table (セングウ テーブル)の仕様は、5種類の大理石と3種類の木(オーク、アメリカンウォールナット)から天板、支柱、脚部をぞれぞれお選び頂けます。また、円形テーブルには磁器で出来た回るトレー直径80cm高さ4cmのレイジースーザンも用意されております。サイズは、Φ160 Φ180と楕円形230x116cmのご選択です。